暴力的な白の中、ホカホカ汁物

TCKによる元・留学ブログ。夢を手放して色んなことをリハビリがてらやりたいな

真っ当になりたい、唇の皮もう剥きたくない

考えずとも習慣にすれば容易い行為の積み重ねで普通の人は普通を保っているのかもしれない。唇の皮をむかない、頭と体を洗う、ご飯ちゃんと食べる、ごみ置きっぱなしにしない、大体同じ時間に寝て起きる、もじもじしないで人と話す、とか。

私が唇の皮むいちゃう理由なんて考えればいくらでも掘り起こせると思う。無意識な自傷だとか、人の眼を気にしないだとか、「ちゃんとした人でいる」ことを最初から諦めているのでむしろわざとだらしないことしちゃうだとか、皮をむいて捨てられるので自分を掃除できた気分になるだとか、全部当たってると思う。

本当は、容易い行為を積み重ねて真っ当になるなんていうのは前はできていたはずだ。人と話すとき挙動不審になるのは前からだけど、気を付ければちゃんとできなくもない。振る舞いがawkwardなときは大抵一人で勝手に惨めになっている時だ。「どうせ私は非リアな不細工ですよ、いつまでたっても大人になれないどころか宇宙人ですよ」といじける。そういう時は、どうせ100をつかめないのだから1だって要らないとでも云うように周りを拒絶しているのだ。相手に与えられるものなどないと表現するかのように、だらしなさを隠しもしなくなる。ここ数年で「もう惨めでいいや」と思うことが増えた。周りに認められたくなんかない、みんな大っ嫌いだ!江の島は僕がのっとったー(みんなみんな大っ嫌いだ!といった後はいやな後味にならないように、つり球の真似をしているという体で「江の島は僕がのっとったー!」というセリフをつけなければいけない)

それでも自分がみっともないばかりでいるのは情けない。真っ当になりたい。それは他人の眼を気にしてのことなのか、自己実現欲求からか、わからない。真っ当になりたい理由の根本的な気持ちを理解すれば、そこから「真っ当になる」を実現せずに幸せになる方法を探せるのかもしれない。問題を解決しないで解消するというやつ。(俺ガイルでよくあるやつ)

とにかく、唇の皮むくのは痛いから嫌だ…昼夜逆転も、しんどいから嫌だ…

「嫌だからやめる」をシンプルに実現させたい。他人を意識していじけるより先に。それをするのが当たり前だから真っ当な日常生活を送る、それだけになりたい。

 PS まぁ、他人といる時のだらしなさは上記の通りかもしれないけど、家の中のこととかって心の余裕がないからできないことばかりだよね。最大HPが多い時は多少の継続ダメージが誤差の範囲内でも、最大HPが削られると少ないダメージでも深刻になってくるからね。最大HPを増やす努力と、ダメージを軽減する努力をしなきゃいけない段階なんだろうね。