暴力的な白の中、ホカホカ汁物

TCKによる元・留学ブログ。夢を手放して色んなことをリハビリがてらやりたいな

レースに出てる人全員が一位を目指してるわけでもないのに一位以外が残念がられてるのを見るのが辛い

(追記)

要するに、自分のcomfort zone を脅かす価値観を大っぴらにして話されるとテンパる、という内容。

昨晩に書き殴ったこれを、少し反省してみます。

・生態系の話の後に群れの話をするからこんがらがるからその辺は喚きとして流し読みしてほしい

・広義の競争(誰の意見を通すか、など)をしてる人の努力や仕事で成り立ってる社会で「競争前提嫌だ」は甘えでは?→そんなに大規模な話はしてない。一般人の意識レベルでの競争の話。日常生活の中での必要以上の競争は当たり前にしないでほしい というのが言いたい

・競争を愛してるからでも競争が当たり前だからでもなく、友人はその種目を愛してるから自然とそれを極めるために競争的な構造を利用してるだけ。健全な向上心までも毛嫌いするのはやりすぎだった


夜中に書いたものを夜中に追記するの無限ループじゃね?感はありますね。

以下が元々投稿してた原文です

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今よくつるんでる人は元々競技スポーツを長いことしていて、今も競争世界の業界にいる人です。でも私は上位を目指す人達の本当の気持ちをよく知りません。私もかけっこや競争は好きだったのに今では競う場というのが恐ろしい…

その友人が趣味で長いことやってて詳しい分野の話を雑談でしてもらって、ビデオとともに
「xxはここがうまい」「〇〇はここがぶれてて魅せたい部分が見せられてない」
といった解説を聞きました。

私は全くわからないのでへーと聞いていて、わからないなりにも同じ分野の話をしたくてふと私の好きな動画を見せてみました。
「これほぼ▽▽のパクリじゃん」
そうなんだ…そういうジャンルかと思ってた…

また、彼はかつて世界チャンピオンレベルの才能を持った人と切磋琢磨していた時の思い出を聞かせてくれました。
才能ある人物が、自己満足な表現にとらわれて技術を落としていって、しまいにはプロに一度はなれたのにやめてしまった。
ものすごく残念に話していました。

話していくうちに、胸に何かつっかえて、anxietyのようなものを感じていました。

少し興味がわいてきていた分野だったのに、全然楽しそうに見えなかった。

何かがとにかく恐ろしくて、子供みたいにinsecureな状態になりました。

 

競技界の中で評価される・優劣をつけられる部分で努力するのが正しい姿勢なのかな?
ん?そもそも正しいって何?

世界の中で競争をしている人はいても、私が見ているこの世界は別に競争前提ではないと信じています。

”弱肉強食”とかよく言いますが、強くなる以外にも環境に適応したりニッチを開拓すれば生きられるじゃないですか。強さ以外を軽視するのは強くなれる見込みがある者の傲慢に思える。

群れで暮らしていて捕食者につかまらないためには一番速く走れる個体であることが逃げ延びる条件ではなく、追いかけられてる時に一番遅い個体にならなければいいわけです。それに逃げてる時は一位を目指しているわけではないので、たとい世界が一般的に言われる”弱肉強食”だったとしても、この走りは競争だとは思いません。(一位を目指すものが競争だとして)

私たちが生きてる社会で優劣を決める場面が多かったとして、それは優劣をつける側の問題であって、つけられてる側は競争してるとは限らないし優劣決められる義理もない。

「生きててそれなりに楽しければそれでいい」という人もいるんじゃない?

そもそも、レースに出てる人たちだって、記念出場が目的の人もいれば、走るのが好きだから集中して走れる場としてレースに出てるだけかもしれない。
歌手としてやってる人全員が歌唱力や売り上げで上へ上へを目指してるわけではないだろうし。

私はそういった人たちに色んな事情や目的があることを「いいなぁ」と思うし、仕事でもないのに「いいなぁ」以外に他人の技術にコメントつける人の気持ちがわからない。
そりゃあ優劣つけるのも自由ですよ。色々言いたくなるのもたまにはわかります。
でもものすごく悲しいし、言われてる側の気持ちを勝手に想像して悔しい。

 

悲しいのは多分、私が見たくないみんなが競争してるのが前提の世界を意識してしまったのが悲しいんだと思います。

私は絵なんかで表す自分の世界は、褒められるわけでもないのなら放っておいてほしい時があります。アドバイスが欲しいときはそう聞きますが、大抵はとにかく自分の世界の中にこもりたいのです。

もしかしたら、私のそういったデリケートな部分、
「どうせ誰にもわかってもらえないし自分だけで抱えていくよ。だからせめて否定しないでよ」
といった部分が、いつか”競争が前提の世界”の住民に踏み荒らされるかもしれないと不安なのかもしれません。
Vulnerableな自分を抱えて生きていく道を模索しているのにかき乱されるのが怖いです。

”競争が前提の世界” の中の ”ちゃんと” に当てはまらないとダメなんですか?

 

まぁ、友人を批判したいというよりは、友人とのやりとりから思い出した社会への憤りや不安なんかを書き起こしているだけでした。

私こそ友人と彼の競技仲間がどんな気持ちで競技の世界に身を置いているか全く知らないのです。

彼の中の大事な世界を私にシェアしてくれていた時に不機嫌を露わにしてしまったことは謝りたいと思います。

 

ところで
いつもブログ記事を書くときはできるだけ、
事実→その時の気持ち→そこからあとで色々考えたり連想していったこと
の順に書いていますが、わかりやすい文章を書く練習中なので、逆にわかりにくくなってるんじゃ…という点などについては温かく見守ってほしいです。

別々のところから書き出しているので、上から読むとめっちゃ突然怒ってる人みたいになってる…